室伏きみ子さん母校の次期学長に!

1963年卒業の室伏(村上)きみ子さんが、お茶の水女子大学の次期学長に選出されました。任期は平成27年4月1日から4年間。

室伏さんは附属中学校から附属高校、お茶の水女子大学と進学され、1976年東京大学大学院医学系研究科で医学博士の学位を取得、1996年よりお茶の水女子大学教授。同大学理学部長、副学長等を歴任されました。

理学部では細胞の増殖、分化、ストレス応答などについての研究を行い、cPA(環状ホスファチジン酸)の発見が、スキンケア化粧品『雅-Grace』"グレイス"開発につながります。

室伏さんの活躍の場は、大学・科学の領域を超え、広範にわたっています。科学技術を社会に発信するために「サイエンスカフェ」の定期的開催、東日本大震災で孤児・遺児となった子ども達のための「夢のつばさプロジェクト」など。

また数多い著書の中には児童向けの本も含まれます。最も恵まれない人々の支援に関する委員会をはじめ、政府レベルのさまざまな委員会の委員も務めています。